2013/12/27に掲載された記事です
ご無沙汰しております。約一年振りの投稿です。
IIJでは、以前このブログで紹介したように、mrubyを用いた製品開発を行っていることもあり、mrubyに関心を持っているエンジニアが数多く在籍しています。
ところでここ数年、12月になると「ほげほげ Advent Calendar」と称してエンジニアがブログを書くイベントがあちこちで行われているのはご存じでしょうか。SEILチームもその波に乗り、mruby Advent Calendar(https://qiita.com/advent-calendar/2013/mruby)に参戦してみました。今回は、そこで投稿した記事をこちらでもご紹介させていただきます。
なお、これらの記事はmrubyに興味を持つエンジニアが自主的に投稿したもので、製品開発に直接関わる話ではありませんのでご了承ください。
12/7 mruby-readline つくってみた
mrubyからreadlineを利用するためのライブラリを実装し、その利用方法を紹介しています。mruby-readlineはコマンドラインベースでインタラクティブなプログラムを作成する際に利用すると便利なライブラリとなっています。
12/14 WebAPIのCLIクライアントの試作
コマンドラインベースの環境でWebAPIを叩くための簡易クライアントを作成する方法を紹介しています。この記事では、サンプルとしてYahoo! JapanさんのWebAPIを利用する方法を紹介しています。
12/17 mruby で C 言語の構造体をラップしたオブジェクトを作る正しい方法
C言語の構造体をmrubyで"正しく"扱うためのノウハウを実践を交えながら紹介しています。C言語のプログラムと連携するmrubyのプログラムを書こうと思っている方は必見です。
12/21 mruby-ioのつくりかた
SEILチームが実装したiij/mruby-ioを紹介しています。当初mrubyには実装されていなかったmruby向けのIOクラスの実装方法や、その変遷についてまとめています。
以上の4件がSEILチームの有志による投稿になります。mruby Advent Calendar 2013には、今回紹介したSEILチームのエンジニアの記事以外にも参考になる投稿がたくさんありますので、興味を持たれた方は是非ご覧ください。(RubyのパパのMatzさんも25日投稿されています)
SEILチームでは、mrubyがソフトウェア、コミュニティとしてより成熟していくため、少しでも多くの開発者やユーザに関心を持っていただけるよう、今後もこのようなイベントに積極的に参加したいと考えています。このブログ記事をきっかけにmrubyに関心を持っていただけたら幸いです。